朝食はパンです。最近は、菓子パンが多く食パンをトースターで焼いて食べることは多くありません。当初は、トースターで焼いたパンが定番でしたが、そのうち、菓子パンに変わっていきました。なぜなら、おいしくなかったからでしょう。家で焼くトースターは、外はサクサク、中はふっくらとはならず、ベタっという食感で、おいしくないのです。感動のトースター、BALMUDA The Toaster(バルミューダ・ザ・トースター)の事は以前より気になってはいましたが、さすがに、その値段に躊躇していました。
安いオーブントースターなら3,000~4,000円位ですが、バルミューダのトースターはその7倍を超える値段(私が購入した時は、22,380円でした。)なのです。
今回、思い切って購入しました。毎日、朝食にパンをたべるなら、おいしくたべれるならば長い目でみれば高くはないと思い返しました。
BALMUDAトースターの特徴
何故?おいしく焼き上げることができるのか?その仕組みと原理を知らなければ、一般のトースターの7倍も高価なトースターは買えません。その仕組みとは、「スチーム」です。食パンに切り吹きで水を吹いて、トーストするとサクッとした食感となる原理です。この「スチームテクノロジー」とコンピューターによる「完璧な温度制御」による自動トースト機能が最大の特徴です。
スチームテクノロジー
BALMUDAトースターを使用するときは、付属の計量カップで小さじ1杯分の水(3~5CC)を注ぎます。運転がスタートすると庫内にスチームが充満し、パン表面を水分の膜が覆います。水分は気体よりもはるかに早く加熱される為、パンの表面だけが軽く焼けた状態になり、パンの中の水分やバターなどの油脂成分、そして香りをしっかり閉じ込めたまま、緻密な温度制御のもと焼き上げていくことで、”外はカリッ、中はふんわり”の美味しいトーストに仕上げることができるというわけです。
細やかな温度制御
パンをおいしく焼き上げるために必要なのが、3つの温度帯と言われます。第1段階はスチームを使って60℃前後の温度で柔らかさと風味を蘇らせ、スチームが切れると第2段階に入り、160℃前後でじっくり焼き始める。第3段階は220℃前後の高温で一気に仕上げます。この3つの温度帯を細かく制御して香りと食感を実現しているそうです。
パッケージ内容
本体に付属して「焼きあみ」と「取扱説明書」、「ガイドブック」が同梱されています。(5CCの計量カップも同梱されています。)
調理方法
調理開始
トースターの扉を開ける
給水口に水を入れる。
パンをセットし、計量カップに水(5cc)を入れて、給水口に水を入れます。
調理モードの設定
トースターの扉を閉じて、左側の「モード選択ダイヤル」を回し、「トースト」モードを選択して、右側の「タイマーダイヤル」で焼き時間3分をセットします。
※モードは、スチーム機能のないモードを含めて、全部で5つあります。
注意:
焼き時間の目安は、説明書やガイドに記載されています。また、自動モードの他に通常のトースターとして使える170℃、200℃、230℃モードも搭載されています。
調理の開始
「タイマーダイヤル」をセットすると、調理を開始します。
水蒸気で窓が曇ってきて、その後カチッ、カチッとヒーターが付いたり消えたりして、ヒーターの自動制御がスタートします。
調理完了
最後は窓がクリアとなって焼きあがります。
感動のおいしさ
焼きあがった時、ちょっと焦げすぎかなと思われますが、外側はサクっとしていて、中はモッチモチでしっとり。一般的なオーブントースターでここまで焼いたら、こげてしまいますが、こげる心配は、なさそうです。
- 菓子パン(メロンパンやクリームパン等)
コンビニで買ったメロンパンやクリームパンといった菓子パンも、「クロワッサン」モードでリベイクすると、かなりおいしくなるようです。 - 冷凍したパン
いつもの焼き方に1分追加するたげで、おいしく焼き上げます。 - 揚げ物
冷蔵庫で保存していた、揚げ物の温め直しにも良いようです。フランスパンモードで10分調理で周りはサックリと軽く、パサパサにならず、とてもおいしいとの事です。
一度、BALUMUDAのトースターで焼いたパンを食べたら、他のトースターでは食べれない気がします。
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