以前から少し気になっていた珪藻土のバスマットをホームセンターで見つけたので購入しました。使い心地などレビューしたいと思います。
珪藻土バスマットとは、藻類の一種にあたる珪藻(けいそう)の殻が化石になり堆積してできたもので、その珪藻土を使って作られたバスマットとなります。珪藻土には、大きさが0.001ミリ以下の目に見えない小さな穴が無数に空いていて、これが水分を一瞬で吸収し、また蒸発させるという特徴があります。つまり、常に乾燥している状態なので、干したりする必要はないのです。
外観
外箱
内容物
本体と、サンドペーパーが入ってします。
使い方
実際に使ってみると、こんな感じです。
足を乗せて5秒後
足を乗せた瞬間に、水分が吸収されているのがわかります。足にピタっと吸い付く感じです。
足を乗せて10秒後
10秒後には、ほとんど水分を吸収しています。
足を乗せて3分後
そして3分後には、うっすらと足跡が残っている状態ですが、殆ど乾燥しています。
足を乗せて、10分後
10分後には、完全に乾燥しています。
お手入れ
陰干し乾燥
珪藻土バスマットは、基本的に陰干し乾燥のみでOKです。説明書に書かれているように、天日干しや暖房機での乾燥はNGです。また、直射日光は、バスマットが反って、ヒビ割れしてしまいます。使わないときは、立てかけておくことが良いようです。陰干しは、夏であれば1週間に1回、冬であれば4日に1回程度で良いようです。
注意:
界面活性剤を含んだ洗剤や石鹸などで、洗うと、目詰まりや破損、カビの発生の原因となります。(目に見えない小さな穴が消臭効果をもっています。)
サンドペーパーでこする
但し、長く使っていると表面が汚れてきたり吸水力が落ちた場合は、付属のサンドペーパーを使って、表面をこすって付着した皮脂や汚れを取り除くと復活します。
平らな場所で使う
珪藻土バスマットの下にタオルを敷いたり、やわらかい床に置いたりすると割れる可能性があります。
注意:万一割れた場合は、捨てないで、トイレや下駄箱に置くと、カビの発生を防ぎ、消臭対策にもなります。
水虫対策
珪藻土バスマットは、吸水性が高く、速乾性があり、常に乾燥している状態を保っている事から水虫対策としても有効とされています。が、100%ではないようです。なぜなら、常に乾燥している状態なので、水虫のもとになる白癬菌が繁殖する環境にはありませんが、角質や皮膚片についた白癬菌が足の裏にくっついて感染する可能性はあるからです。使った後は、ぬれタオルで珪藻土バスマットの表面をふきとります。
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