NetCommons(ネットコモンズ)は、PHP、MySQLなどの上で動作するコンテンツ管理システム(CMS)であり、国立情報学研究所NetCommonsプロジェクトが開発しています。Netcommons1.x系はXoopsをベースに開発され、GPLライセンスで公開されていましたが、NetCommons2.0以降のバージョンはMapleを土台に一から開発され、FreeBSDライセンスの下で公開されています。(引用:Wikipedia)
社内のポータルサイトとしてCMSを導入することを検討した結果、Netcommosを導入することとなり、Xserverへインストールしましたので、その手順をご紹介します。
NetCommons には、「パブリック」、「プライベート」、「コミュニティ」の3つの階層と「管理」スペースがあります。 「パブリック」は公開スペース、「プライベート」はIDを持つ本人のみに表示されるスペース、「コミュニティ」は登録メンバー限定で表示される非公開スペースで、ログインしなければ閲覧することができません。「パブリック」と「コミュニティ」には「ルーム」を設置することができ、ルーム内には「ページ」を持つことができます。ルームに割り当てられたページ上に掲示板・ブログ・共有キャビネット・小テスト・アンケート・ToDo管理等のプラグインを配置することによって、グループウェア、e-ラーニングサイト等して多様な目的のために活用することができます。
[ 完成イメージ ]
NetCommons3のダウンロード
ダウンロード
解凍
データベースの作成
ログイン
インフォパネルの表示
サーバーパネルの表示
設定ドメインの選択
設定ドメインの表示
データベースの追加
MySQL設定の選択
MySQL設定パネルの表示
データベースの追加
MySQLユーザーの追加
ユーザーの関連付け
追加したデータベースと、MySQLユーザーを関連付けます。
①ユーザーの選択
ユーザーを選択して「追加」をクリックします。
happycare_n3(sv1234.xserver.jp)を選択して、「追加」を押下します。
②結果の確認
ログアウト
これでデータベースの作成が完了しましたので、ログアウトします。
システムのアップロード
WinSCPを起動
renameしたフォルダ「nc」をpublic.html直下にアップロードします。
public_html直下にアップロードされました。
NetCommons3のインストール
ブラウザで開く
利用規約の表示
ブラウザでURLのhttps://happycare.com/nc/を開くと、以下のような利用規約が表示されますので、「次へ」をクリックします。
警告が表示される。
一旦、ブラウザを閉じます。
注意:
imagicは、ハンドルから文字アバターを自動変換する処理で使っているようで、UI的にアバターのみ表示している画面で、全てのアバターがnoimageになってしまうため、誰が誰だかわかりにくくなりますが、それ以外の機能には影響はないとの事。
警告文の対応
check.phpの作成
TeraPadで、phpのパスを確認する為に、check.phpを作成して、アップロードします。
check.phpのアップロード
ncフォルダのあるディレクトリーに、check.phpを置きます。
check.phpの起動
ブラウザより、check.phpにアクセス
例:https://happycare.com/check.php
パスの確認
bindir=/opt/php-5.6.30/bin
check.phpの削除
パスを確認すれば、アップロードしたcheck.phpは削除します。
cakeの変更
①cakeのダウンロード
②パスの変更
cakeのアップロード
パーミッションの変更
nc/app/Console/cakeの実行権限を644から755に変更します。
再インストール
利用規約の表示
ブラウザでURLのhttps://happycare.com/nc/を開くと、以下のような利用規約が表示されますので、「次へ」をクリックします。
バージョンチェックの表示
パスが通って正常に表示されます(imagicはNGです。)ので、「次へ」をクリックします。
コメント