プラスイメージでビジネスを成功裏に導く

「私が多くのトーナメントで優勝できた最大の理由は、スウィングのテクニックではなく、私の精神構造にあるのかもしれない。何故なら、私はどんなビンチに陥ってもプラス思考のイメージを崩さないように努めてきたからだ」。
これは、ゴルフ界のカリスマ、ジャック・ニクラウスが記者のインタビューに答えた時の言葉です。
ジャックニクラウスは、1960年代から1990年代にかけて活躍したアメリカのプロゴルファーで、その圧倒的な強さと、トレードマークの金髪により、「ゴールデン・ベア」(日本では「帝王」)と称され、ゴルフをメジャースポーツにする牽引力となった人物としても知られています。賞金王にも輝き、5年連続トップコーチに選ばれたゴルフ界のカリスマは、数々の名言を残しています。「私は優勝したトーナメントからは学ぶものは何もなかった。私が学んだものはすべて負けた試合からである。」

例えば、ゴルフで林の中にボールが入ってピンチに陥った時に、「俺は、ついてないなあ」と考えるか「ここは、自分の実力を試す絶好の機会だ」と考えるかで状況は全く違うものになるのです。
スポーツの世界では、プラスイメージを持つことの大切さは既に知られています。一流のプレーヤーはマイナスイメージを描くことの恐ろしさを知っているため、決してマイナスイメージを描きません。マイナスイメージを描けば、行動がマイナスイメージによりコントロールされるからです。ジャック・ニクラウスが、同じ位のゴルフテクニックを持った何十人という選手の中で前人未踏のメジャー17勝という記録を作れたのは、実は、彼の並外れたプラス思考にあったのです。

有名な「シェヴレルの振り子」という自己暗示法があります。
いくら言葉や意識で抵抗しても、イメージには勝てないという実証です。
一度試してみると、イメージのもつ威力に驚きます。

<シェヴレルの振り子>

5円玉と、15~20㎝の長さの木綿糸を用意して、木綿糸の先に5円玉をくくりつけます。次に直径20㎝の円を描いた白い紙を机の上へ置き、5円玉をくくりつけた木綿糸を指でつまんで、円の中心にセットします。(円の中に十字となるように、縦と横の線を引き、その交差する点を円の中心とします。)
さて、ここから手は絶対に動かさない様にして、゛5円玉が横にゆれている゛イメージを頭の中に描きます。
すると不思議なことに、5円玉はイメージに同調するがごとく、横の線に沿って動き始めます。縦方向や円運動でも同じように、イメージすればそのようになります。

意識でいくら抵抗しても、言葉でいくら抵抗しても、イメージには勝てないのです。
つまり、貴方が仕事に向かう時に、「失敗するのではないか」等とマイナスイメージを描けば貴方がいくら努力をしても、結果はイメージ通りになってしまうのです。

「努力すれば報われる」という言葉があります。が、マイナスイメージを描きながら努力しても、それは失敗のイメージを見事に定着させるだけで、ますます事態は悪い方向へ向かってしまうのです。

貴方が難しい仕事に直面した時、それは貴方のスキルを向上させるまたと無いチャンスなのです。

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