Google公式プラグイン「Site Kit」のインストールと設定方法

「Googleアナリティクス」や「Googleアドセンス」などのアクセス解析ツールの導入には、サイトのソースコードの中に、指定されたコードを貼り付ける作業が必要で、設定も大変です。そこでGoogleではブログとGoogle公式サービスを一括で連携させる「Site Kit by Google」を公式プラグインとして提供しています。例えばGoogleアドセンスと連携させることにより、サイトのソースコードに自動広告タグの埋め込みが不要になります。「Site Kit by Google」はWordPress用のプラグインで、Googleが提供している次の6つのGoogle公式サービスとの連携に対応しています。

  • Googleアナリティクス(Google Analytics)
  • Googleサーチコンソール(Google Search Console)
  • ページスピードインサイト(PageSpeed Insights)
  • Googleアドセンス(Google AdSense)
  • Googleオプティマイズ(Google Optimize)
  • Googleタグマネージャー(Google Tag Manager)

これらのツールを「Site Kit by Google」と連携させることで、WordPressの管理画面上に各ツールの測定結果を表示させることが可能になります。WordPressへのインストール方法と、これらのサービスとの連携の手順について解説します。また、インストール時の接続エラーについて、その対処法についてご紹介します。

スポンサーリンク

Site Kitのインストールと設定

Site Kit のインストール

プラグインの検索窓に「Site Kit」と入力して「今すぐインストール」をクリックして、インストールできたら「有効化」をクリックします。

「SiteKit」プラグインのインストール

Site Kitの設定

メニューの「site kit」をクリックすると「site kitを設定」と言う画面が表示されますので、2つのチェックボックスに✔を入れて「Googleアカウントでログイン」をクリックします。

SiteKitの設定

注意:
エラー対処したので、「Site Kit by Googleを正常にリセットしました。」と表示されています。が、通常は表示されていません。

アカウントの選択

この設定に使用するGoogleアカウントでWordPressにログインします。

アカウントの選択(SiteKit)

アクセス情報の選択

「すべて選択」に✔を入れてSite Kitが信頼できることを確認し「続行」をクリックします。

アクセス情報の選択(SiteKit)

サイトの所有権の確認

ここでは、既に設定済みの為、「次へ」をクリックします。

サイトの所有権の確認(siteKit)

「許可」をクリック

「ダッシュボードに指標を表示する」が表示されますので「許可」をクリックします。

ダッシュボードの指標の表示許可(SiteKit)

SearchConsoleの設定

「Search Console を設定する」画面に進みますが、ここでは既に設定済みの為、「次へ」をクリックします。

SearchConsoleの設定(SiteKit)

Googleアナリティクスの設定

「次へ」をクリックすると、WordPressに戻ります。

Googleアナリティクスの設定(SiteKit)

WordPressの設定

アカウント情報の設定

Googleアナリティクスでこのサイトのアカウントやプロパティを作成していて、データを引き継ぐ場合は、▼を押すとアカウントやプロパティが表示されますので、選択します。

アカウント情報の設定(SiteKit)

「アナリティクスの構成」をクリック

設定がすみましたら、「アナリティクスの構成」をクリックします。

アナリティクスの構成(SiteKit)

WordPress設定の完了

「アナリティクスを設定完了しました。」と言う画面が表示されます。

WoredPress設定の完了(SiteKit)

Cocoonの設定変更

デフォルト設定のSite Kitでは Googleアナリティクスのトラッキングコードが自動挿入する設定になっている為、2重計測する可能性がありますので、Cocoonの設定からトラッキングコードの設定を削除します。
ここでは、WordPressのテーマとしてCocoonを使用していますので、Cocoonでの設定変更について説明します。

重複設定の注意書き(SiteKit)

GoogleAnalyticsのトラッキングIDの消去

「Cocoon設定」の「GoogleAnalyticsトラッキングID」を消去する

GoogleAnalyticsのトラッキングIDの消去

GoogleAnalyticsのタグの消去

その他のアクセス解析のヘッド用コードに書き込んでいるGoogleAnalyticsのタグを消去する

GoogleAnalyticsのタグの消去

アナリティクスの設定の確認

Site Kitのダッシュボード「設定」をクリック

「接続済みサービス」タブでは、接続が完了しているサービスの一覧が見れます。

接続済みサービス一覧(SiteKit)

アナリティクスをクリック

アナリティクスの設定状況(SiteKit)

ユニバーサルアナリティクスコードと、Googleアナリティクス4コードスニペットに「スニペットを挿入しています」となっていれば、両方の設定が完了しています。

サービスの追加

「接続済みサービス」タブでは接続が完了しているサービスとして「Search Console」、「アナリティクス」、「PageSpeed Insight」の3つが表示されていますが、「ほかのサービスに接続」のダブをクリックして、追加することができます。

サービスの追加(SiteKit)
スポンサーリンク

接続エラーの対処法

現象

「Site Kit」ブラグインをインストールして有効化した後、「ダッシュボードへ移動」ボタンをクリックすると「Site Kitとの接続エラー」が表示される。

接続エラー(SiteKit)

原因

「他のプラグインと競合している」とgoogleには記載されていて、調べるために「指定のプラグインをインストールしてデバッグモードで云々」となっていますが、さらに深みにはまってしまいそうなので、ネットでクグってみましたが、どのプラグインかも特定できない為、原因ははっきりわかりません。
注意:プラグインを削除して、やり直してみましたが、現象は変わりませんでした。

対処

「Site Kitをリセット」することで対処できました。

「Site Kit by Google」の「設定」をクリック

インストール済みプラグインを選択して「Site Kit by Google」の設定をクリックします。

インストール済みプラグイン一覧

「管理者設定」タブの選択

Site Kitの設定画面が表示されますので、「管理者設定」タブをクリックします。

管理者設定タブの選択(SiteKit)

「Site Kitをリセット」をクリック

プラグインステータスから「Site Kitをリセット」をクリックします。

SiteKitのリセット

対処の完了

SiteKitの設定画面が表示されれば、対処の完了です。

対処の完了(SiteKit)

コメント