phpMyadminの使い方として、phpMyadminを実際に動かしながらSQLをご紹介してきました。INSERT,UPDATE,DELETE,SELECT等の構文を実際のデータベースを使って、動きを確認しました。そこで゛phpMyadminの使い方゛として最後に、SELECTの条件指定や集計方法で便利な機能をご紹介します。
XAMPPの起動
ApacheとMySQLの起動
MySQLを使うためには、Apacheも必要となりますので、両方起動します。
MySQLのAdminの起動
Adminをクリックすると、phpMyAdminというツールが開きます。このphpMyAdminを通してMySQL(MariaDB)にアクセスすることとなります。
便利な機能
条件指定
idが1又は3のレコードの抜き出し
次の①と②は同じ結果となります。
①id=1 OR id=3
②IN(1,3)
INの中に一致させたいものをカンマで区切って、入力できます。
年齢が35歳以上60歳未満のレコードの抜き出し
次の①と②は同じ結果となります。
①age >=35 AND age < 60
②age BETWEEN 35 AND 59
BETWEENは、59以下なので、35から59の間に収まっているかとなります。
レコードを絞る
大量のデータを絞って抜き出す。
①LIMIT 3
②LIMIT 3,2
3レコード目の次レコードから2レコード抜き出します。
集計
重複を無くす。
以下のsyukyakuテーブルの集計では、item_id=1が重複していますので、重複をなくして集計します。DISTINCTを使います。
合計を求める。
ショートカット(別名の付与)
毎回テーブル名を指定するのは大変です。そこでテーブルにショートカットを割り当てます。FROMの後のテーブル名の後に半角開けて、別名を付けます。(よく行うのは、そのテーブルの特徴として、1文字を与えます。)
例:staff_list→sl、syukyaku→sk
①FROMの後のテーブル名の後に半角開けて、別名を付けます。
②その他を別名に変えます。
結果は同じですが、非常にコンパクトになります。