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【やってみた】廃インク吸収パッドの交換と警告解除

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現象

自宅のプリンターで印刷中、「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました」の警告が表示され、動かなくなりました。プリンターは、エプソンのEP-808AB(2015.07製造)です。
廃インク吸収パッドというのは余分なインクを吸い取るパッドで、修理センターでのパッド交換作業が必要とのこと。「わかった。それじゃあ近い内に検討しよう」と✕ボタンや戻るボタンを押してとりあえず終わらせようとするのですが、どこを押しても警告メッセージが表示されたまま、まったく使えなくなってしまいました。

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原因

ネットでググると、廃インク吸収パッドの吸収量が限界になってしまう原因が掲載されていました。それによると、「ヘッドクリーニング」を繰り返すことが大きな原因とされていました。ヘッドクリーニングは大量にインクを消費してしまう為、結果廃インクタンクが溢れてしまうそうです。また、純正以外の安いインクを使うとインクがヘッドで固まり付着してヘッドが詰まり、綺麗に印刷できなくなり、「ヘッドクリーニング」を繰り返してしまうのだそうです。

対処

エプソンに修理依頼すると、7,700円もかかり、預けて1週間位を要します。EP-808ABは修理対応期限を過ぎていますが、今は過ぎた機種を受け付けてもらえる様です。が、高い。10,000~30,000円で新品が買えますので修理に出すのは意味がありません。だからと言って、新しくプリンタを購入する選択も考えられません。買っているインクは無駄となるし、新しくプリンタを購入するほど頻繁に印刷するかといえば否です。ということで、自分で「廃インク吸収パッドの交換」を行うこととしました。

EPSONの修理申し込み方法

(出典:エプソン 廃インク吸収パッドリセットツールの申し込み)

廃インク吸収パッドの交換

カバー類を外す

プリンタカバーの外し方

廃インク収納ケースの取り外し

廃インク収納ケースの取り外し

吸収パッドの交換

吸収パッドの交換

吸収パッドの代用としてコットンが無かったので、ウェスを詰めてみました。

ペーパーウェス

留意:
吸収パッドをコットンに交換して使っていると吸収率が悪い為、4ヶ月位経つとケースからインクがあふれてしまうというような事例がありましたので、ここは定期的にインクの漏れ等ないかを注視しておく必要がありそうです。

廃インク吸収パッド限界エラー解除

エプソンのリセットツール

エプソンでは、1度だけエラー解除できるツール(ソフトウェア)が申し込みで提供されています。修理に出す前に一時的に印刷したいものがある場合やプリンタの買い替え前に一時的に印刷したいものがある場合を考慮して1度だけ解除できる様にしているそうです。

EPSONリセットツールの説明

(出典:エプソン 廃インク吸収パッドリセットツールの申し込み)

ということで申し込み、「廃インク吸収パッド警告リセットツール」をダウンロードして動かしました。が無線ではだめなのかと、LANケーブルで繋いだりUSBケーブルを使ったりしましたが、以下の様な「通信エラー」は直らず結局ツールを動かすことはできませんでした。

リセットツールのエラー表示

WIC Reset Utility(廃インク吸収パッド限界エラー解除ツール)

Amazonで以下ツールを購入してリセットしました。こちらは「通信エラー」もなく一発で解除できました。日本語の詳しいマニュアルが付いてくるのでおすすめです。購入手続きをしてから1時間かからないでメールで、シリアルナンバーなど送られてきますのですぐに対処できます。土日祝日も対応なのでこの点でもお薦めです。