PR

XAMPPのダウングレードとphpMyAdminのバージョンアップの方法

phpの勉強で、データベースを使ったプログラムを作成するために、phpMyAdminを使ってデータベースの登録をしていたところ、「テーブル構造が表示されない。」という不具合が発発生しました。XAMPPを使っていますのでXAMPPの再インストールを行いましたが、結果は変わりませんでしたが、バージョンダウンしてみると、XAMPPの7.4.1-0では不具合は発生しませんでしたので、その際の対処方法を記録しておきます。又、XAMPPを使用しているとphpMyAdminの最新バージョンへのアップグレードを促されることがありますので、XAMPPでのphpMyAdminのバージョンアップ方法についても、実際の対応を記録します。

xamppのphpMyAdminのバージョンアップ対応前と対応後

留意:
以下のバージョンのXAMPPでは、phpMyAdminにてデータベースの「テーブル構造が表示されない」という不具合が発生します。

エラーとなるxamppのバージョン

注意:xampp-windows-x64-7.4.1-1-VC15ではNGだが、xampp-windows-x64-7.4.1-0-VC15はOKです。

スポンサーリンク

XAMPPのアンインストール

アンインストール

XAMPPを再インストールするために、現状のXAMPPをアンインストールします。

uninstall.exeの検索

XAMPPフォルダの中に、uninstall.exeがありますので、検索します。

xamppフォルダを選択したWindows(C:)

uninstall.exeの起動

uninstall.exeをダブルクリックして起動します。「XAMPPと全てのモジュールを削除して良いか?」との確認メッセージが表示されますが、「YES」を選択します。

起動されたxamppのuninstall.exe

アンストールの開始

続けて、「htdocsフォルダも削除して良いか?」との確認メッセージが表示されますが、「YES」を選択します。
留意:
予め、XAMPPで必要なファイルはバックアップしておきますので、ここでは「YES」、htdocsフォルダを残しておきたい場合は「NO」を選択します。

アンインストールの開始確認画面

アンストールの終了

アンインストールが終了すると、以下のように「Uninstllation completed」と表示されますので、「OK」をクリックしてXAMPPのアンインストールは完了です。

アンインストールの終了確認画面

アンインストールの確認

XAMPPフォルダの確認

XAMPPフォルダが削除されているかを確認します。例えば、インストールした時と異なり、フォルダやファイルが追加されていると削除されずに残ることが考えられます。今回は、phpmyadminフォルダが残ったため、XAMPPフォルダが削除されていませんでした。

Windows(C:)のフォルダ一覧

XAMPPフォルダの削除

残ったXAMPPフォルダを削除します。

手作業で削除するxamppフォルダ

パソコンの再起動

一度、パソコンを再起動しておきます。

スポンサーリンク

XAMPPの再インストール

XAMPPのダウンロード

XAMPPのバージョン7.4.1-0ではphpmyadminで「テーブル構造が表示されない。」という不具合は発生しませんので、XAMPPのバージョンをダウングレードして再インストールします。

過去のバージョンの検索

①「ダウンロード」のクリック

xamppのダウンロードサイト

②その他のダウンロードのクリック

「その他のダウンロード」を選択したダウンロードサイト

③XAMPP WINDOWSのクリック

「xampp windows」を選択したその他のダウンロードサイト

④7.4.1のクリック

バージョン7.4.1を選択したダウンロードサイト

⑤「xampp windows-x64-7.4.1-0-VC15-installer.exe」のクリック

「xampp windows-x64-7.4.1-0-VC15-installer.exe」を選択したダウンロードサイト

XAMPPのインストール

インストールの方法については、別ブログ「XAMPPで、Windowsのローカル開発環境を構築する方法」で説明していますので、ここでは省略します。

不具合解消の確認

「テーブル構造は、表示されています」ので、不具合が解消されたことが確認できます。

不具合解消の確認をしたtablesの構造タブ画面

不具合は、解消されましたが、画面下にアップグレードのメッセージが表示されました。この対応については、別項「phpMyAdminのアップグレード」で説明します。

最新バージョンへのアップを促すプロンプトが表示されたphpMyAdmin画面

phpMyAdminのアップグレード

phpMyAdminのダウンロード

表示されたアップグレードのメッセージをクリックして、最新バージョンをダウンロードして、XAMPPフォルダのphpMyAdminを置き換えます。

phpMyAdmin-4.9.4-all-languages.zipの選択

phpMyAdminの最新バージョンのインストールexeのダウンロード画面

zipファイルの解凍

ダウンロードされたzipファイルの解凍

ファイルのrename

フォルダ毎、置き換える為、リネイムします。

renameした解凍済みフォルダ

phpMyAdminの置き換え

現行フォルダのRENAME

現行XAMPPフォルダ中のphpMyAdminフォルダをphpMyAdmin-oldとリネイムします。

既存フォルダのrename

現行config.inc.phpのバックアップ

phpMyAdmin-oldの中のconfig.inc.phpをバックアップします。

config.inc.hpのバックアップをした既存フォルダ

ダウンロードしたphpMyAdminフォルダの格納

解凍してrenameしたphpMyAdminフォルダを、XAMPPフォルダへ移します。

renameしたフォルダを格納したxamppフォルダ

config.inc.phpの格納

バックアップしていたconfig.inc.phpをphpMyAdminフォルダへ移します。

config.inc.phpを格納したrenameしたフォルダ

phpMyAdminの置き換え確認

XAMPPの起動

XAMPPを起動して、Apache、MySQLを起動します。

起動したxamppのコントロールパネル

phpMyAdminの起動

Adminをクリックして、phpMyAdminを起動します。

Adminを押下して表示されたphpMyAdminの初期画面

アップグレードの促進メッセージの表示はなくなりました。テーブル構造もキチンと表示されています。

最新バージョンへのアップを促すプロンプトが表示されなくなったphpMyAdmin画面