人事評価を行なう場合、IT企業でない限り、一般的には紙ベースでの評価シートが使われます。Excelで作成された評価シートを人数分印刷した後、評価対象者に配布して、配布された評価シートに本人評価や上司評価を書き入れて、それを回収して集計するということを行なっていると思います。評価シートが1枚であれば良いのですが、複数枚となる評価シートの場合、評価シートを配布する為の準備だけでもに多くの時間を費やします。そこで、評価シートをプリンタで印刷して配布するのではなく、印刷されている評価シートをペーパーバックという冊子で配布することで、人事評価を楽に実施できる様にしました。評価方法や採点方法なども記載していますので、評価の仕方についての評価対象者への説明も簡単となります。このペーパーバックだけで人事評価を完結できます。また、評価結果は冊子で評価対象者へ渡すことができますので、自分の強み・弱みを把握でき、自己啓発に繋げることができます。
ここでは、ペーパーバック(冊子)として作成した「人事評価シート」の使い方について、具体的に解説します。
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人事評価シート(全体)
表紙の記入
配布された「人事評価シート(ペーパーバック)の表紙に、名前を記入します。
目次の確認
全体で31ページあります。人事評価シートは、一般職と管理職にわかれていますので、間違えなき様に選択します。一般職は5ページから14ページまでで、管理職は、15ページから26ページまでとなっています。
シート構成の確認
2ページに人事評価シートの構成が記載されていますので、確認します。
人事評価シート-一般職
「基本情報シート:p7」、「入力シート(基本コンピテンシー):p9」、「入力シート(職務コンピテンシー):p11」、「評価結果シート:p13」で構成されています。
人事評価シート-管理職
「基本情報シート:p17」、「入力シート(基本コンピテンシー):p19」、「入力シート(職務コンピテンシー):p21」、「コミュニケーションシート:p23」、「評価結果シート:p25」で構成されています。
運用方法の確認
4ページに人事評価シートの運用方法が記載されていますので確認します。
人事評価シートの選択(一般職)
人事評価シート-一般職の選択
人事評価シートには、一般職と管理職がありますので、該当する評価シートを選択します。一般職はp7、管理職はp17を開きます。ここでは、一般職を選択して、一般職を例にシートの書き方を説明します。
基本情報の記入
記入の仕方は、前のページ(6ページ)を参照して下さい。
本人による評価(一般職)
基本コンピテンシー-一般職の記入
9ページを開きます。
本人考課(基本コンピテンシー)のチェック
本人考課欄の該当するa,b,cの○を塗りつぶすか又は、✔でチェックします。
本人考課欄(基本コンピテンシー)の採点
前ページ(8ページ)の採点表を見ながら、採点して下さい。
考課理由と根拠(基本コンピテンシー)の記入
考課理由と根拠を記入して、自己アピールしましょう。フィードバック面談時に思いや考えを伝えます。
職務コンピテンシー-一般職の記入
11ページを開きます。
本人考課(職務コンピテンシー)のチェック
本人考課欄の該当するa,b,cの○を塗りつぶすか又は、✔でチェックします。
本人考課欄(職務コンピテンシー)の採点
前ページ(8ページ)の採点表を見ながら、採点して下さい。
考課理由と根拠(職務コンピテンシー)の記入
考課理由と根拠を記入して、自己アピールしましょう。フィードバック面談時に思いや考えを伝えます。
上司による評価(一般職)
基本コンピテンシー-一般職の評価
9ページを開きます。
上司評価(1次考課、2次考課)のチェック
上司評価欄(1次考課、2次考課)の該当するa,b,cの○を塗りつぶすか又は、✔でチェックします。
上司評価(1次考課、2次考課)の採点
前ページ(8ページ)を見ながら、採点して下さい。
確定考課計算方法が「最終」の時
確定考課計算方法が「平均」の時
職務コンピテンシー-一般職の評価
11ページを開きます。
上司評価(1次考課、2次考課)のチェック
上司評価欄(1次考課、2次考課)の該当するa,b,cの○を塗りつぶすか又は、✔でチェックします。
上司評価(1次考課、2次考課)の採点
前ページ(10ページ)を見ながら、採点して下さい。
確定考課計算方法が「最終」の時
確定考課計算方法が「平均」の時
評価結果の集計(一般職)
評価結果シート-一般職の記入
13ページを開きます。
評価結果の集計
入力シート(基本コンピテンシー、職務コンピテンシー)より転記して評価結果を集計します。
判定結果の記入
レーダーチャートの作成
集計結果の数値を元に、レーダーチャートを作成します。
※レーダーチャートの線は、色を変えた方がわかりやすいです。