今回の記事は、STEP4の「WordPress関数に書き直す」の「05.パーツファイルの作成」の解説となります。Header部分のパーツ化、footer部分のパーツ化、sidebarのパーツ化に加えて、汎用部分のパーツ化を解説します。
パーツファイルの作成
動画解説は、こちら
トップページや個別ページ、固定ページなどでは、共通する部分がいくつかあります。これが別々のHTMLだと管理がしにくく、例えばCSSを追加したい時や処理を追加したい場合には、全てのページを書き直さなければなりません。そこで、WordPressではパーツファイルによってheader部分やfooter部分等、パーツとして分けることができます。
header部分のパーツ化
header.phpの作成
パーツの切り取り
index.phpからheader.phpとしてパーツ化する部分を切り取って、貼り付けます。
パーツの貼り付け
切り取ったパーツをheader.phpに貼り付けます
header.phpの読み込み
index.phpは、切り取ったパーツは、get_header()で読み込みます。
サイトの確認
パーツファイルが正しく読み込まれています。
single.php、page.phpにもheader部分がありますので、<?php get_header(); ?>でパーツファイルを読み込みます
footer部分のパーツ化
footer.phpの作成
パーツの貼り付け
index.phpからfooter部分を切り取り、footer.phpに貼り付けます。
footer.phpの読み込み
single.phpにもpage.phpfooter部分がありますので、<?php get_footer(); ?>でパーツファイルを読み込みます
side部分のパーツ化
sidebar.phpの作成
パーツの貼り付け
index.phpからside部分を切り取り、sdebar.phpに貼り付けます。
sidebar.phpの読み込み
single.phpにもサイド部分がありますので、<?php get_sidebar(); ?>で読み込みます。
汎用のパーツファイルの作成
汎用部分のパーツ化
body部の先頭にあるナビゲーション(メニュー)は、どのページにも必要な汎用部分となりますので、パーツ化します。
フォルダ、ファイルの作成
includesというフォルダの中に、header.phpファイルを作成してパーツ化します。
パーツの貼り付け
パーツファイルの読み込み
single.php、page.phpにも反映させます。